遅ればせながら、自己紹介など… 近藤浩

暑い日が続いていますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

石川前院長の後任として、2014年4月から院長をさせていただいておりますが、自己紹介をするのを忘れていましたので、遅ればせながら自己紹介させていただきます。

私は、旧中蒲原郡亀田町の出身で、生粋の新潟県人です。亀田中学校、新潟高校を経て、1983年に新潟大学を卒業しました。その後は、新潟大学脳研究所神経内科に入局し、初期研修の後、県内外の病院での勤務、大学での診療・研究を経て、1991年より柏崎市の国立療養所新潟病院(現国立病院機構新潟病院)に勤務しました。そして、2004年に当院に副院長として赴任し、2014年4月より院長職をやらせていただいております。

新潟病院では、13年間に渡り、筋ジストロフィーを中心に、神経難病、重症心身障害など、様々な神経筋疾患を担当していました。神経難病医療を担う当院での11年間を含め、私の医師としてのキャリアの大半を神経難病医療とともに過ごしたことになります。

この間、多数の患者さんやそのご家族とお付き合いさせていただき、出会いと別れの中で、様々なことを学ぶことができました。特に筋ジストロフィー医療では、2~3歳の幼児からお年寄りまで、幅広い年代の患者さんの診療に携わらせていただきました。病気だけでなく、学校生活や社会生活全般の支援と関わりが必要であり、多職種とのチーム医療の重要性を実感しました。いろんな出来事がありましたが、この間の経験と人とのつながりは、私の医師生活の大きな財産になっています。

写真は患者さんと旅行に行った時の、若かりし頃の私です。
新潟病院での近藤浩

進行性で有効な治療法が確立されていない現状にあって、神経難病の患者さんは健康面での問題のほかに、機能障害による様々なハンディキャップを抱えながら生活しています。残念ながら根本的に病気を治すことはできませんが、病気があるがために受ける不自由さ、困難さは軽減できるはずであり、生活の質(QOL)を向上させる手段はあるはずです。それを実現することが医療に携わる者に与えらえた使命です。病気を診るのではなく、病気を持って悩み、苦しむ人を看ることが医療者のなすべきことだと思います。
振り返って、これまで自分が何をなしえたのか考えましても恥ずかしい限りですが、当院に受診して良かった、入院して良かったと思っていただけるよう、努力していきたいと思います。

さて、私は学生時代に病気をして、長期の入院生活を余儀なくされましたが、その後は元気に生活しています。健康維持の秘訣や、ストレス解消法、趣味のことなど、たくさん書きたいことがあるのですが、それは次の機会にしたいと思います。
 
なお、「院長室の窓から」(http://aganohospital.blog.jp)という私自身のブログも開設しておりますので、ご覧いただけましたら幸いです。

院長 近藤 浩


2015年8月1日 | カテゴリー : Dr'sコラム | タグ : | 投稿者 : 脳神経センター阿賀野病院