新年のご挨拶 近藤浩

新年を迎え、皆様方はいかがお過ごしでしょうか。本年も良き年となりますようお祈り申し上げます。

さて、当院は昭和49年11月に開設され、43年が過ぎました。施設の老朽化は否応なく進み、一昨年春より第2病棟、調理棟の移転新築など大々的な改修工事を進め、昨年春で一区切りすることができましたが、第1病棟の改修が課題として残りました。

その後検討を重ねた結果、現在の第1病棟の隣接地に増築・移転することとし、昨年秋より工事を開始しました。病棟を運営しながらの工事となり、工期も来年春までと長期になります。これまでの工事以上に皆様方にご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力をお願い申し上げます。

団塊の世代が全て75歳以上の後期高齢者になる2025年に向けて地域医療構想が策定され、必要病床数や病床機能の再検討が進められています。急性期医療の見直し、地域包括ケアシステムの構築、介護療養病棟の廃止、介護医療院の創設など、医療制度は大きく変わろうとしています。

また、高齢化に伴い社会保障費の自然増は毎年約6300億円と推計されますが、国は5000億円以内に抑制する方針であり、診療報酬・介護報酬は削減され、公的支援のない民間病院の経営の困難さは増すばかりです。

このような厳しい状況ではありますが、当院は施設改修により病院機能を充実させ、より良い療養環境の中で医療・看護の質をさらに高め、神経難病を中心とする神経疾患専門病院としての存在意義をこれまで以上に高めたいと思います。

今後も皆様方の期待に応えられるよう努力して参りますので、これまでと変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。

脳神経センター阿賀野病院院長  近藤 浩

朝日の中のあがの池と白鳥


2018年1月4日 | カテゴリー : Dr'sコラム | タグ : | 投稿者 : 脳神経センター阿賀野病院